アイデア過重CMへの期待
写真を見ていただけるとわかりますが、「爪哇カレーhui(火+會)飯」とあります。やはりカレーもhui飯の一種なわけです。「爪哇zhaowa」はジャワ。そのままジャワですね。
しばらく前に紹介したバーモントカレーと同じく、日本で売っているレトルトよりも肉野菜多めな印象で、なかなかいいです。
ただ、今回気になったのは味よりもCM。
今なら、台湾セブンイレブンの広告紹介ページで映像が見られます。
内容はこんな感じ。
街がカレー色の服をきた人であふれ、みんながジャワカレーを食べている。
一人がルーを跳ねてしまい、服についてしまう。
でも、もともとカレー色の服なので気にせず、
「大丈夫!どんどん食べて下さ~い!」
と明るく日本語でナレーションが入って終了。
というもの。
何か、色々と釈然としないものを拭えないまま終わるCMです。
楽しそうだけど、それ、カレーのマイナス面強調してないか?
ただ、一転の曇りもないほどの明るい映像とナレーションが、「まあ、君たちがいいならそれでいいですけど…」と納得させられてしまうような、妙な迫力を秘めています。
台湾のCMには、この手の「映像のインパクトを重視し過ぎて、もはや商品にマイナスイメージでは」と思える物が散見される気がします。
記憶が曖昧ですが、例えばしばらく前に、こんなCMがありました。
チューインガムのCM。
スケボーをする二人がガムを噛んでいる。彼らが触れると、街中の物がどんどんガムになっていく(街路樹、噴水、広場の敷石等)。見ている女の子もうっとり。
テンションがあがって二人はハイタッチ。
街に見とれていた女の子が振り返ると、二人も人の形に積まれたチューインガムになっていた。
というもの。
あらためて書き出してみると、もうこれはホラーの領域な気がします。私が子供だったら、トラウマでガムが食べられなくなりそうです。
CMプランナーが、商品イメージやスポンサーの配慮よりも、自分の面白アイデアを完全に優先させてしまっているのが素敵です。
まあ、売り上げがこれであがるのかどうかわかりませんし、名作CMとして広告大賞取ったりすることもないでしょう。
ですが、勢い余った美大生のような無茶さと、それを製品クオリティの映像で出してしまう妙な楽しさ、そしてこの珍奇な内容のCMに、何やかやでゴーを出してしまうスポンサーを、私は愛でたいです。
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